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Bichito accoのスペイン大爆走

accoesp.exblog.jp

念願かなってスペインに渡ってはや8年目。日々のドタバタ劇をありのままに綴っています。

感動の上映会!

ちょうど1週間前、先日髪をカットしてもらっていたK兄さんからありがたいご招待を受けある映画のプレミア上映会に出席してきました。
この上映会、、、もちろん関係者しか呼ばれていません。

ということは・・・?

そうです。これ、K兄さんが出演している映画なんです。
エキストラなんかじゃなく、しっかりセリフ付きの役で。
(ご参考→K兄さんのブログ

当日、K兄さんはえらい恐縮して、謙遜して、遠慮して、

『いや、でもな、あんま期待せんといてや。こういうの何がおこるかわからへんやん。だって、突然僕のシーンカットされてるかもしれんし。ほんまちょこっとしか出てこーへんかもしれんし。いや、そんなことないとは思うねんけど・・・・・・でもほんま見るまで何があるかわからんやん?だから、あれやで、そんな期待せんといてや・・・』


などとおっしゃる。

でも私は知っていた。カットなんかされているわけがないと(妙な自信!)。

会場に着くなり、ある男性とにこやかに挨拶をかわすK兄さん。

K兄さん:「あれ、監督やねん」
acco:「へー、すごい。大監督とあんな風にきさくにあいさつしてもらえるなんて。しかもK兄の名前覚えてはったでー」

やはりK兄さんの存在感はただものではなかったのでしょう。監督や主役の大物俳優さんにまでしっかり名前と顔をインプットしていたのですから。さ・す・が!です。

この映画、14年前にスペインで実際に起こった殺人事件を題材にしたもの。
弓で矢を放って実の父親を殺した少年Andrés Rabadánの刑務所の中での生活や彼の心情を巧みに描いています。

K兄さんは、主人公と同じ刑務所にいる中国人服役囚の役。
他にも何人も服役囚が居る中で、その中国人はか・な・り重要な役回り。

最初は画面のすみっこにちらっと顔が出ました。
それだけでもすごい!と思ったのですが、、、
続いて、
K兄さんの顔がスクリーンに大写しに!
あのスクリーンにですよっ!!!スクリーンの半分くらいがK兄さんの顔でしたからねっ。
さらにそこでセリフもしゃべってます。一人でしゃべってます。
しかも、観客からもその演技に反応あり!
(ズバリ、、笑いとってました。さすが関西人!!)

何とも言えない目の動き、顔の表情、話し方、、、すごくいい演技でした。
脇役とは言え主人公にかなり重要な絡みをする役どころ。
K兄さんの役がなければ、ストーリーがうまくつながらなくなります。
これは本当にすごい。正直、私はかなり感動してしまいました。
一人で画面を見入りながらパチパチと拍手しておりました。
映画が終わって、テロップで役名とK兄さんの名前が出てきたときにも再び感動!

いやあ、やっぱり友人の活躍を間近に見られるのは嬉しいことです。
K兄さんの活躍も見られたし、映画もよかったし、なんとも気持のいい日曜日の午後となりました。
そのうちカンヌやハリウッドにも招待してくれるらしいので、私にとってもいい予行練習となりました(笑)
是非、赤い絨毯ふませてください!いや、赤い絨毯の上を歩くK兄さんを見させてください。
これからも頑張れ!!応援しています。

映画は2009年の春に公開予定だそうです。
是非皆さんも見に行ってください!

<LAS DOS VIDAS DE ANDRÉS RABADÁN>




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by acco-esp | 2009-03-02 01:04 | バルセロナ生活

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